玉突き事故に巻き込まれた時の話

私が今までで経験した最も大きな自動車事故、それは玉突き事故に巻き込まれたことです。


見通しの良い国道を運転していた時の話です。前方の信号が赤に変わったのが見えたのでアクセルと緩め、ブレーキをかけ始めたその時、後ろからものすごい衝撃がやってきました。とっさにブレーキペダルを踏み込んだのですが、衝撃の勢いで前のワンボックスカーにそのまま衝突しました。


結果、3台の玉突き事故のちょうど真ん中に挟まれる形となりました。

ぶつけられたショックとぶつかったショック、もう私の頭は何がなんだかわからなくなり、過呼吸のようになりながらとりあえず車から降りて歩道に逃げましたが、そこで体の力が入らなくなり、倒れ込んでしまいました。

前の車が家族連れで、母親らしき人が私にブランケットのようなものをかけて何か話しかけてきたこと、誰かが携帯電話で何か話している様子が見えたのは覚えていますが、後のことはうすぼんやりとしていてあまり覚えておらず、気がついたら救急車の中にいました。


救急病院で一通り検査をして、特に怪我や異常は見つからず、その日はそのまま帰宅しました。

ぶつかってきた車は軽自動車で、居眠り運転が原因だったそうです。

当初、相手側の保険会社は「軽自動車がぶつかった後部の保証がこちらでするが、前の部分は私がぶつかったことが原因だから、車の前部分の保障と、先頭のワンボックスカーの保証はできない」と言っていましたが、前方の信号が赤でブレーキを踏みかけていたこと、車間距離は十分にあり、ワンボックスカーへの衝突の原因は後ろの軽自動車にあることを主張したら、最終的には全部の補償を軽自動車の保険で賄うことになりました。

おかげで経済的なダメージはなかったものの、この事故がトラウマになり、しばらくの間、車を運転しようとすると足が震えるほど怖かったです。


今はすっかりトラウマも消え、問題なく日常的に運転していますが、こちらがいくら気をつけていても事故は起こりうることを実感しました。

事故後、壊れた愛車を見たときは本当に悲しくなりました。

決して高価な車ではない、一般的なコンパクトカーだったのですが、初めて自分のお給料を貯めて買った車だったので思い入れがあり、あちこち行った思い出が蘇ってきてなんとか修理してもう一度乗りたかったです。

ディーラーにはなんとか修理できないか、とお願いしてみましたが、全損だから無理、とのことでした。

この事故でけが人が出なかったことは不幸中の幸いでしたが、事故は被害者も加害者も悲しい想いをするだけです。免許をとって20年、ゴールド免許を保持していますが、決して慢心することがないように心がけていこうと思っています。

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